会社に殺されるな!
実質小卒みたいな私が何の因果か上場企業で働いているのだけれど、違和感が半端じゃない。
何回か転職して転職するたびに給料はどんどん上がっていく、けれど社内の人間関係がどんどん悪化している。
今日は代休とって気持ちの良い風にあたりながらラジオを聴いてたら、コーネリアスの「Drop」が流れていた。
「そろそろ潮時か・・・」
「おっとその前に労働局かニオンぶち込まなきゃな・・・」
ヒップホップの詩人たち 都築響一 著 読了?
ヒップホップの詩人たち 都築響一
1年位積んでてやっと読んだ。
現代の路上詩人といわれる15人のインタビューとリリックによる構成。
ただ”路上詩人”としてだったらもっと詩的なラッパーは居るとは思ったけどそれは個人の感性かな。
読みたかったのは、志人とZONE THE DARKNESS(ZORN)だったんだけど。
まあ、病んでるとか昔ワルかったとかは結構おなかいっぱいなんだけど、志人だけはまったく別に向いててやっぱり良かった、もう途中からスピリチュアルやアニミズム的な話になって行って、あぁ志人だな...って。
ZORNも最近のスタイルは好き、だけどもうちょっと突っこんだエピソードが欲しかったかな。
正直あとは流し読みしてしまったけど...
最近ライブに行く機会も減ってしまったけど行きたくなってきましたね。
【Official Music Video】ZORN / My life (Prod. by DJ OKAWARI) from the album The Downtown (P)2015昭和レコード
ビンディマサラ
ビンディマサラ
やさしいオクラカレーを作ったぞ。
・材料
オクラ2袋
玉ねぎ 1/2個
トマト 1/2個
ジャガイモ 小1個
にんにく 2片
ホールスパイス
クミンシード 小さじ 1/2
フェンネルシード 小さじ 1/2
パウダースパイス
ターメリック 小さじ 1/2
チリパウダー 小さじ 1/3
コリアンダー 大さじ 1
サラダ油 適量
塩 適量
水 大さじ2~適量
工程
1.玉ねぎ、にんにくはみじん切り、トマトはざく切りにして、オクラは大きめにきる。
じゃがいもを一口大に切って下茹でしておく。(今回はトマトが無かったから、ダイスのトマト缶を使った。)
2.フライパンに油を中火で熱し、ホールスパイスを入れてクミンが泡だってきたら
にんにく、玉ねぎを加えて軽く色づくまで炒める。
3.弱火にしてパウダースパイスと塩小さじ1/2を加えて馴染ませながら30秒ほど炒めて香りを出す。
4.オクラと水を加えて、フタをして3分ほど炒める。
オクラがしんなりしてきたらトマトと下茹でしておいたジャガイモを加えて中火で混ぜ合わせて水分を飛ばしたら、最後に塩で味を調える。
ハイ完成!
いいかげん、ターリー皿が欲しいんだけど、日本で買うのも気が引けて次インド方面行った時でいいかなと思いつつ家の数少ない器で戦っている。
ちなみに最近CMでオクラの語源が英語だって言ってるけど、本当はガーナ語が語源らしい。
THUGチキン
最近辛いカレーばっかだったので、サグチキンを作った。
たまにやさしいカレーが食べたくなった時につくるサグチキン。
材料 (4人分)
ほうれん草 2束
トマト 大1個
鶏肉 300g (今回はチキンレッグ使った)
玉ねぎ 2個
ニンニク 3かけ
しょうが 1かけ
水 100cc
ホールスパイス クミンシード小さじ1 カルダモン(ホール)4個
パウダースパイス ターメリック小さじ1/2、コリアンダー大さじ1、チリパウダー好みの量、ガラムマサラ小さじ1
塩 適量
サラダ油
1.ほうれん草は沸騰した鍋でさっと塩茹でする、茹で上がったら冷水にさらし水気を切り、ブレンダーでペースト状にしておく。
2.ニンニク、しょうがはみじん切りにする。 スパイスを用意する。
3.トマトは、ざく切りにする、玉ねぎはみじん切りにする。
4.鍋に油を入れて、ホールスパイスを加え、クミンシードから泡が出てきたら、ニンニク、しょうがを加える。
5.玉ねぎを加え、焦がさないようにきつね色程度になるまで炒める(約15分位)。
6.パウダースパイスを加えなじませる。トマトを加えてじっくり炒める、炒まったら水を加えて馴染ませる。
7.鶏肉を加え、火が通るまで炒める。
さらにほうれん草を加え炒めてなじませたら皿に盛り付けよう。
盛り付けたら千切りしょうがを上にのせたら完成!サグカレーはチャパティが合うよ。
アルコールと流し込もう!
『キッチンの歴史- 料理道具が変えた人類の食文化 』 ビー.ウィルソン著 読了。
キッチンの歴史 - 料理道具が変えた人類の食文化
ビー.ウィルソン 著
”人類は常に料理道具を手にしている。火と手とナイフ。これだけはいつも欠かせない。”
政治思想史で博士号を持つフードライターの著者が書いた、石器時代から現在にいたる
までに料理道具や調理器具が、食文化や食習慣を変えてきた歴史を綴っている。
スプーンについてなど、今まで深く考えたことはない、ごく当たり前の存在になってい
たし.....
だけど今まで当たり前に使っていた調理器具や調理法からカトラリーなどの食の歴史は
テクノロジーの歴史だという。
中国料理の成り立ちについて、中華なべで手早く炒めて調理するのは、そもそも燃料の
薪が不足していたため一気に燃やして作っていたからという、
長い年月経ち道具が先か調理法が先かもはやわからなくなってしまった、などユニーク
な内容。
情報量も多く、料理好きの人はオススメ!
料理関連のネタや情報、薀蓄に興味のある人は是非読んでみるべき。
『被差別の食卓』 上原 善広 著 読了。
『被差別の食卓』上原 善広 著 読了
大阪の被差別部落出身の著者が被差別社会のソウルフードを紹介していく。
著者の好物だった、あぶらかすや菜っ葉の煮物といった料理が、その”むら”以外では一
般的な食材でないとしりショックを受け、世界を巡って各国の「被差別の食卓」を取材
していく。
アメリカ南部の黒人奴隷の生活の中から育ったチトリングス、フライドチキン、ナマズ
料理、ザリガニ料理。
ブラジルの内臓料理フェジョアーダ。
”ロマ”いわゆるジプシーの発祥の地、インドから中東~東欧や各地に流れ着くまでの
経緯も面白かった。
ブルガリアのロマのハリネズミ料理からイラクのロマの食事、ネパールのアンタッチャ
ブル、”サルキ”が食べる牛料理。
最後に”むら”の「あぶらかす」や「さいぼし」を紹介している。
差別の問題点をメインにしているわけでもないが、外国の被差別の構造について改めて
認識させられた、正直、国内の問題においては深くは触れられていない。
しかし、いずれの国も病死した牛馬を食せざるを得なかったという点で、いかに食べやすく調理するかというところが共通している。
うまい、まずいは別にして旅行に行ったらカースト外の私達も飛び込んで食べてみるの
もいいと思った。
『インドカレー伝』 リジー・コリンガム著 読了。
『インドカレー伝』 リジー・コリンガム著 読了。
現在の所謂「カレー」の生い立ちを説明している本。
カレーの歴史と、インド交易の歴史書としても読むことができる。
ムガル帝国時代から大航海時代、植民地時代、分離独立時代までなど歴史的な点と、
交易によってポルトガルやイギリスが唐辛子、トマト、じゃがいもを持込み現在の「カ
レー」が出来てく点や、インド料理に対するペルシャやアラブ、ヨーロッパからの影
響、スパイス等が入ってきて「カレー」が変化していく過程も載っている。
地域の違いや宗教による違いも描かれてて、それをイギリス人が「カレー」という概念
でまとめ、受入れてく様子も描かれている。(よく聞く話だけどインドではカレーとい
う概念がちょっと違う)
カースト制度下での料理人やレストランについても解説している。
カレーだけではなくピラウ、ビリヤニ、ビンダルー、カバブ、といった料理についても
描かれるので、好きな人は楽しいと思う、
レシピが載っているものの今現在実用的なものでは無さそうだけ、ど再現してみるのも
面白いのかも。
でもボリュームが多いので、途中から読むのがつらかった。