西遊旅社雑記帳

日常の備忘録として

シルクロードをゆく 古代中国の都・洛陽から、東西文化の十字路・カシュガル  感想。

風街道 シルクロードをゆく 古代中国の都・洛陽から、東西文化の十字路・カシュガ

ルへ


”シルクロード歴が年齢に伴っていない”

 

ずっと行きたいけど、行った事がないシルクロード。

まあ道とか地名とかいう概念ではないのだけれど、この本は洛陽から敦煌~トルファ

ン、クチャ~カシュガルまでの中国西部までの歩き方シリーズの写真集。 

 

宗教・仏教美術・食文化・暮らし・などが写真と解説されている。

玄奘が通った、孫悟空が芭蕉扇で火を吹き消したという火焔山、地元ではまた違った伝

説が残っているなど、過去の歴史から現在の情報まで雑学など小咄を交えて載せている

ので飽きずに読める。


統治時代によって変わる様式や、西のガンダーラ様式の彫刻から、東に向かって

の表情に変化していく仏教美術なども興味深い。

 

また、漢民族の文化とイスラム文化の違いもとても面白く、シルクロードは改めて文化

の交差点だという事が認識できる。

 

ただ東西交易については中国内のみのルートのみ扱ってるせいか、記載は少ない。

 

やはり体力あるうちに早めに行かなければ、バーミヤンみたいになったり、いきなり

ド開発されたりする前に...

 

 

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☜タコス☞

たまに、食べたくなるタコス。食べたくなったらすぐ作ろう。

タコスミート

牛挽肉(合挽きでも300g)
玉ねぎ 1/2個
にんにくのみじん切り1片分
チリパウダー大さじ1.5
パプリカ小さじ1弱
こしょう少々
クミンパウダー   小さじ1
コリアンダーパウダー小さじ1
オレガノ      大さじ1
トマトペースト(無ければケチャップでも)大さじ1~2
塩小さじ1弱
水1/2カップ


1フライパンで挽き肉ほぐしながら炒める出てきた脂をキッチンペーパーで拭き取る。


2玉ねぎとにんにくのみじん切りを加えて更に炒める。


3チリパウダー、スパイス類を加えて炒める。


4トマトペーストと水、塩、こしょうを加え水気が無くなるまで炒める。


タコミートができたら好きな野菜、チーズ、ハラペーニョ、ソースをかけて。

トルティーヤでもサラダでもタコライスにしてもよし。

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ちなみにこれからその時ぱっと思いついたりした曲とかはるかもしれないです。
なんにでも使えるって一枚ってことで。 

 

Mirror Dance

Mirror Dance

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                                了

ラムレーズンパウンドケーキ作ったよ

先日作ったラムレーズンを使ってパウンドケーキを焼いてみた。

 

薄力粉       120g
ベーキングパウダー  3g
無塩バター     120g
三温糖        80g
卵          2個
ラムレーズン     適量好みの量
ラムに漬けたドライストロベリー、ドライトマト 適量好みの量
ラム酒     適当

 

1、バターと卵を常温に置いておく。  
2、オーブン180℃に余熱しておく。
3、バターをミキサーでよく練る。砂糖をすり混ぜるように少しずつ入れていく。
4、生地が分離しないように少しずつ卵をいれる。
5、粉をふるいながら、ラム、ドライフルーツ類を入れて混ぜる。

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中央をへこませて型に入れる。

 

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余熱していたオーブンに170℃-35分焼いた後、160℃-10分焼く。

 

少し置いてから、型から出して表面にアプリコットジャムをハケで塗る。
アルミホイルで包み、冷蔵庫で好みのしっとり具合になるまで寝かせる。

 

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完成

 


実はバターも卵も常温にしてないし、ミキサーに材料をアバウトに放り込んで混ぜただけ。

 

砂糖はよく見るレシピより少なめにしている。

 

味は良かったがラムの風味が足りなかった...やはりこのあたりがパウンドケーキ歴が年令に伴ってないのが原因だろう、次回からもっと大量にラムを入れよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

年齢にともなわないポークヴィンダルゥ。

ポークビンダルー...。

ポークビンダルーはインド南西部のゴア地方の家庭料理で、ポルトガルの植民地だった

という経緯があり、他国の影響を深くうけた特殊な食文化が根付いている。

ポークビンダルーも元々はポルトガルの煮込み料理が原型で、調味にビネガーを使用す

るのもゴア料理の特徴、水のかわりにをワインビネガーを用いドライタイプに仕上げる

のが基本で保存に向き旅のお供になる...そうな。

だけどレストランでは汁気の多いものがよく出されている、酸味と辛みの料理です、か

んたんに言うとカレーの角煮でしょうか?

 

材料

 豚肩ロース      500g   (一口サイズに切る)
 にんにく        大さじ1 (すりおろし)
 しょうが       大さじ1 (すりおろし)
 バルサミコ酢     大さじ5  (無ければ穀物酢で、米酢は香りが合わないらしい)
 ココナッツミルク   大さじ4  (ココナッツクリームが無かったので代用)
 

マリネ液
   コリアンダーパウダー   大さじ1
   マスタードシード     大さじ1
   カイエンペッパーパウダー 小さじ1.5  
   パプリカパウダー     小さじ1 (入れるの忘れてた。)
   ターメリックパウダー   小さじ1/2
   クミンパウダー      小さじ1/2
   ガラムマサラ       少々
   黒胡椒          少々
   クローブ         10~15粒
   オリーブオイル      大さじ4
   玉ねぎ          2個(みじん切り)
   砂糖           小さじ1
    


ホールスパイス
   シナモンスティック      2本
   ベイリーフ          1枚
   とうがらし          10本
   
パウダースパイス
   コリアンダーパウダー     小さじ2
   クミンパウダー        小さじ1
   ターメリック         小さじ1/2
   カイエンペッパーパウダー   小さじ1/2
   塩              小さじ1

 

1. マリネの材料を全てよく混ぜ合わせ、肉を一晩漬け込む。(ブレンダー使うと便利です。)

 

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2. 鍋でオリーブオイルを中火で温め、ホールスパイスを炒める。ホールスパイスの香りがたち始めたら火を弱火にしてパウダースパイスを加え、炒め合わせて、火を中火にして全体を馴染ます。

 

3. 豚肉を漬けていたマリネを全部加え、お肉全体に焼き目が付くまで炒めたら、焦がさないようにお湯か酢を少し加えながら様子をみる。
鍋中が煮立ってきたら、火を弱火にして、蓋をして30分ほど煮込む。 
30分煮てお肉に火が通っているかを確認して、味見をして、塩分が足りなかったら調整をしてください。お肉が十分やわらかくなったら出来上がり。
 
 盛付けの時青とうがらしがあったら上にのせてみよう。


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色んなレシピ本読んでるとトマトを入れるレシピと入れないレシピがあって、汁気を出したい人は2のスパイスパウダーを炒めた後入れるといいかも。

 

今回はわりとオーセンティックなレシピでつくってみた。

クローブ、酢の量にとうがらしの量がハンパじゃないけど、ココナッツのコクが受け止

めているように感じた、スパイス感やコクと甘酸っぱさのゴージャスなカレーだった。

作りたてでも、もちろん美味しいけど、スパイシー過ぎると思ったら一晩くらい寝かす

と辛さと酸味が落ち着きます。

 

バスマティ米を炊いてたべたけど、辛さとウマさで2合ぐらいグイグイイケました!

もちろんチャパティでも旨いです。

 

  

                                   

ハンバーガーを作った話

急にタフマッチョなハンバーガーに喰らいつきたいと思って、ハンバーガーを作ってみた

平山夢明著の小説「DINER」に出てきそうな、ガッチリしたバンズにガチムチのミートパテや好きなモノを挟んで食べたい!!!

 

以下ざっくりレシピ

材料、調味料 (4個分くらい)

○バンズ
強力粉250g
全粒粉50g
砂糖大さじ1
塩小1
バター15g
水180ml
ドライイースト3g

○ハンバーグ
合いびき肉300g
玉ねぎ  1/2個
ニンジン 1/2本
卵1個
砂糖大2
塩小1
胡椒 適量

○ソース
水100ml
ウスターソース 適量
ケチャップ大3
みりん適量(白でも赤ワインでも)

○ハンバーガーの具
トマト        好きなだけ

レタス、タマネギ   好きなだけ

チーズ       好きなだけ

ハンバーグ     好きな大きさを好きな枚数

マヨネーズ     適量

マスタード     適

ケチャップ     適量

ピクルス      好みで

あとは好きなモノ挟んでください。

 

バンズ

1 人肌のお湯にイースト入れてを残りの全部入れて生地を練る。

2 生地ができたら、丸めてぬれた布巾をかけ、様子見て60~120分休ませる。

3 バンズ型に丸く成形し整えて、霧吹きをして30~40分二次発酵させる。

4 仕上げ用の卵をハケで塗り約180度にしたオーブンで15分焼く。

5 冷めてからバンズを切る。

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ハンバーグ

材料全部混ぜる、洗い物ふえるのがメンドくさいからフライパンにタネぜんぶいれて混ぜた。
好きな大きさ厚さに成形して空気を抜いて焼く!焼けたら皿に移す。

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ソース

ハンバーグ焼いた肉汁はそのままで、ソースの材料をすべて入れ沸騰させる。

ハンバーグを戻し、一緒に煮込む。中火で様子を見ながら、ソースにとろみがついたら

できあがり。

バンズにハンバーグを移したあと、フライパンでチーズ溶かして残ったソースも絡め

る。

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好きなように挟んで完成!

かわいいサイズかと思いきや、2個食ったら腹がはち切れそうになった。そしてトマト

挟むの忘れてた...

 

 

普段まったくハンバーガーを食べないし、成人してからほとんどマ●ドナルドとか行っ

てないのでトータルでみれば、やはりハンバーガー歴が年齢にともなっていないという

ことだろう、そんな頻繁に食べようとは思わないけど気が向いたときにまた作ってみよ

う。

 

 

関係ないけど、海外のブッチャーとかタトゥーとかバリバリでマッチョでかっこいい人

が多いイメージがあるんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラムレーズン漬ける

ラムレーズンを漬けてみた。

 

レーズンは油をつけて保存してあるので最初にレーズンを熱湯に漬けて戻すらしいけど

忘れてそのままレーズンをダークラムに漬け込む。

 

終了

 

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ラムレーズンアイスは、アルコールのせいでアイスが溶けやすくなるから冬季限定が多いって初めて知った。

陳麻婆豆腐

前回に引続き四川麻婆豆腐の話

清朝時代のの同治帝の治世(1862~1875年頃)に、四川省成都の北郊外の万福橋で陳興盛飯舖という食堂を営む陳おばさんが、ある日、油を運ぶ労働者が陳おばさんの店の向かいの肉屋で僅かばかりの肉を買い、陳おばさんの店に持って行って、「桶に少し油が残ってるから肉を炒めてなにか料理を作って欲しい。」と言った。


陳おばさんは看板メニューの豆花飯(豆花とはにがりで固められる前のやわらかい豆腐でこれを飯にのせ辛いタレをかけたもの)に油で肉を炒め、唐辛子、豆鼓、花椒、調味料などで味付けしたものをかけたものを出した物が陳麻婆豆腐の発祥らしい、当初はオプションメニューだったらしい。

(清の周詢は『芙蓉話旧録』に「北門の外に陳麻婆という者がおり、豆腐をうまく料理する,豆腐代に調味料と調理代を含めて、ひと碗の値段は八文。酒や飯も合わせて売っており、もし豚肉や牛肉を入れたければ、客が持参するか、代金を払って用意して貰うことも可。店の屋号は知る人が多くないが、陳麻婆と言えば知らない者はいない。そこまで町から4、5里(2km余り)あるが、食べに行く者は遠くても気にしない。」という内容を記している。

後に店の名前も「陳麻婆豆腐店」と呼ばれるようになり、この陳麻婆豆腐店は中華人民共和国成立後に一時期は国営企業となったが、現在も民間企業として成都に存在する。また、企業提携により近年日本にも店舗を出した。中国大陸では文化大革命以降に"古い因習を打破するため"と味の成り立ち(上記の通り唐辛子系の"辣"と花椒系の"麻"の二種類の辛味を用いる為)とから「麻辣豆腐」と改称するように提唱されたこともあるが、現在は「麻婆豆腐」と称する方が一般的である@wiki)

それを昭和30年頃日本に持ち込みここまで定着させたのが四川飯店の陳健一の父、陳建民だった。

 

そんな陳麻婆豆腐の作り方、スタンダードな陳健一のレシピ(ちょっとアレンジしたもの)を紹介してみる。

材料と調味料
豆腐    1丁
豚挽肉   100g
白ねぎ   1本
わけぎ   3本
にんにく  1片
豆板醤 (あれば、卑県豆板醤)大さじ1.5
甜麺醤  大さじ1 
粒山椒  小さじ1/2
豆鼓   大さじ1
ショウユ  大さじ1
酒     大さじ2
辣油   適量  
花椒   適量
コショウ 少々
鶏がらスープ(なければ熱湯) 200cc
水溶き片栗粉 適量

豆腐は絹でも木綿でもかまわない、ただ熱湯でしっかりと茹でておくことによって煮た時に水分が出ないから絶対に美味しく仕上がる!陳健一がここに命を賭ける部分らしいので大切なポイント。
 
もともと陳麻婆豆腐は牛肉で作ったそうで、今でも本場では牛肉か豚肉を選んで作ってくれるとこもあるそう、とりあえず豚肉を使うけれど牛肉でチャレンジするのもいいと思う。
挽肉の分量は豆腐一丁について50~100g位、挽肉が無かったので小間切肉を中華包丁で叩いてつかってみる。

白ネギで作るのが一般的だが、わけぎを使うと歯ざわりがいい。ネギの代わりに、蒜苗(シャンミャオ)があればベター。

花椒は香りが強く舌を痺れさせて強烈な辛さがする、四川料理には大量に使われている、この痺れる感じが「麻」であるやっぱり花椒は多めにふりかけたい。


作り方


1.豆腐の下ごしらえ、豆腐を切る1.5cm角ぐらいに切り塩ひとつまみ入れて沸騰した湯でしっかりと茹でる。


2.わけぎを切る白いところを縦割りにして、1.5cmぐらいの斜め削ぎ切りにして水に放しておくと香りがよい。

 

3.鍋の空焼きをして油を鍋肌になじませ、追加の油を入れたら挽肉をいれて、ほぐすような感じでパラパラになるように炒めて行く。挽肉がダマになってしまわないように最初は弱火でほぐして、水分が蒸発して油が透明な感じになるまで炒める
香ばしさを出すため焦げるぎりぎり、肉がカリカリっぽくなるまで強火でよく炒めることが大事。

 

4.いったん火を弱くして、甜麺醤、ショウユ小さじ1、酒小さじ1、胡椒少々をかき混ぜて炒める。すぐに火を強火にして、刻みニンニク、豆板醤、辣油、豆鼓を焦げないように炒める。強火のままさらにかき混ぜて炒めて香りを出す。

 

5.鍋にスープ(無ければ熱湯)を200cc弱、一気に入れる。

 

6.ここで豆腐を加えて、スープがひたひたになるくらいに量を調節する、わけぎ 酒大さじ1、塩少々、醤油適量胡椒少々白ねぎのみじん切りをいれ豆腐を崩さないようにかき混ぜ、全体になじませて火を強くして沸騰させる。
沸騰したら弱火にした状態で、5分位煮込む。

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7.わけぎを乗せて、弱火のままで、水溶き片栗粉を少しずつ入れてタレにとろみをつける、おたまの背で豆腐を崩さないようにかき混ぜたりしながら、加減を見ながらとろみをつける、とろみが決まったら、火を強火にして鍋をゆすりながら、30秒ほど鍋底を焼きを入れる。

 

仕上げに底を焼くのは底を焼くことで余分な油が浮いてきて、タレに油っこさがなくなり、味にコクを出し、香り出し、料理を冷めにくくする。
 
皿に盛付けて仕上げに花椒の粉をふりかけて出来上がり!これで、陳麻婆豆腐の完成。

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書き忘れもあるかもしれないけど大体この流れなので、作るならあとはフィーリングで作って欲しい。
年齢に陳麻婆歴がともなってない自分が言うのもなんだけど、最終的においしい料理に仕上がればいいので各々が自由に応用してブラッシュアップさせてみて欲しい。