西遊旅社雑記帳

日常の備忘録として

ビンディマサラ

ビンディマサラ

やさしいオクラカレーを作ったぞ。

・材料

オクラ2袋
玉ねぎ 1/2個
トマト  1/2個
ジャガイモ 小1個
にんにく 2片

 

ホールスパイス

クミンシード 小さじ 1/2
フェンネルシード 小さじ 1/2

パウダースパイス

ターメリック 小さじ 1/2
チリパウダー 小さじ 1/3
コリアンダー 大さじ 1
 
サラダ油 適量
塩    適量
水    大さじ2~適量

工程

1.玉ねぎ、にんにくはみじん切り、トマトはざく切りにして、オクラは大きめにきる。
 じゃがいもを一口大に切って下茹でしておく。(今回はトマトが無かったから、ダイスのトマト缶を使った。)

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2.フライパンに油を中火で熱し、ホールスパイスを入れてクミンが泡だってきたら
 にんにく、玉ねぎを加えて軽く色づくまで炒める。

 

3.弱火にしてパウダースパイスと塩小さじ1/2を加えて馴染ませながら30秒ほど炒めて香りを出す。

 

4.オクラと水を加えて、フタをして3分ほど炒める。
 オクラがしんなりしてきたらトマトと下茹でしておいたジャガイモを加えて中火で混ぜ合わせて水分を飛ばしたら、最後に塩で味を調える。

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ハイ完成!

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いいかげん、ターリー皿が欲しいんだけど、日本で買うのも気が引けて次インド方面行った時でいいかなと思いつつ家の数少ない器で戦っている。

ちなみに最近CMでオクラの語源が英語だって言ってるけど、本当はガーナ語が語源らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キッチンの歴史- 料理道具が変えた人類の食文化 』 ビー.ウィルソン著  読了。

キッチンの歴史 - 料理道具が変えた人類の食文化
ビー.ウィルソン 著


”人類は常に料理道具を手にしている。火と手とナイフ。これだけはいつも欠かせない。”

 

政治思想史で博士号を持つフードライターの著者が書いた、石器時代から現在にいたる

までに料理道具や調理器具が、食文化や食習慣を変えてきた歴史を綴っている。


スプーンについてなど、今まで深く考えたことはない、ごく当たり前の存在になってい

たし.....

だけど今まで当たり前に使っていた調理器具や調理法からカトラリーなどの食の歴史は

テクノロジーの歴史だという。


中国料理の成り立ちについて、中華なべで手早く炒めて調理するのは、そもそも燃料の

薪が不足していたため一気に燃やして作っていたからという、

長い年月経ち道具が先か調理法が先かもはやわからなくなってしまった、などユニーク

な内容。


情報量も多く、料理好きの人はオススメ!

料理関連のネタや情報、薀蓄に興味のある人は是非読んでみるべき。

 

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キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化

キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化

 

 

 

 

 

 

『被差別の食卓』  上原 善広 著  読了。

『被差別の食卓』上原 善広 著  読了

 

大阪の被差別部落出身の著者が被差別社会ソウルフードを紹介していく。

著者の好物だった、あぶらかすや菜っ葉の煮物といった料理が、その”むら”以外では一

般的な食材でないとしりショックを受け、世界を巡って各国の「被差別の食卓」を取材

していく。

 

アメリカ南部の黒人奴隷の生活の中から育ったチトリングス、フライドチキン、ナマズ

料理、ザリガニ料理。

ブラジルの内臓料理フェジョアーダ

”ロマ”いわゆるジプシーの発祥の地、インドから中東東欧や各地に流れ着くまでの

経緯も面白かった。

 

ブルガリアのロマのハリネズミ料理からイラクのロマの食事、ネパールアンタッチャ

ブル”サルキ”が食べる牛料理。

最後に”むら”の「あぶらかす」や「さいぼし」を紹介している。

 

差別の問題点をメインにしているわけでもないが、外国の被差別の構造について改めて

認識させられた、正直、国内の問題においては深くは触れられていない。

 

しかし、いずれの国も病死した牛馬を食せざるを得なかったという点で、いかに食べやすく調理するかというところが共通している。

 

うまいまずいは別にして旅行に行ったらカースト外の私達も飛び込んで食べてみるの

もいいと思った。

 

 

 

被差別の食卓 (新潮新書)

被差別の食卓 (新潮新書)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『インドカレー伝』 リジー・コリンガム著 読了。

『インドカレー伝』 リジー・コリンガム著 読了。

 

現在の所謂「カレー」の生い立ちを説明している本。

カレーの歴史と、インド交易の歴史書としても読むことができる。

 

ムガル帝国時代から大航海時代、植民地時代、分離独立時代までなど歴史的な点と、

交易によってポルトガルやイギリスが唐辛子、トマト、じゃがいもを持込み現在の「カ

レー」が出来てく点や、インド料理に対するペルシャやアラブ、ヨーロッパからの影

響、スパイス等が入ってきて「カレー」が変化していく過程も載っている。

 

地域の違いや宗教による違いも描かれてて、それをイギリス人が「カレー」という概念

でまとめ、受入れてく様子も描かれている。(よく聞く話だけどインドではカレーとい

う概念がちょっと違う)

 

カースト制度下での料理人やレストランについても解説している。

 

カレーだけではなくピラウビリヤニビンダルーカバブ、といった料理についても

描かれるので、好きな人は楽しいと思う、

 

レシピが載っているものの今現在実用的なものでは無さそうだけ、ど再現してみるのも

面白いのかも。

 

でもボリュームが多いので、途中から読むのがつらかった

 

 

インドカレー伝

インドカレー伝

 

 

☜タコス☞

たまに、食べたくなるタコス。食べたくなったらすぐ作ろう。

タコスミート

牛挽肉(合挽きでも300g)
玉ねぎ 1/2個
にんにくのみじん切り1片分
チリパウダー大さじ1.5
パプリカ小さじ1弱
こしょう少々
クミンパウダー   小さじ1
コリアンダーパウダー小さじ1
オレガノ      大さじ1
トマトペースト(無ければケチャップでも)大さじ1~2
塩小さじ1弱
水1/2カップ


1フライパンで挽き肉ほぐしながら炒める出てきた脂をキッチンペーパーで拭き取る。


2玉ねぎとにんにくのみじん切りを加えて更に炒める。


3チリパウダー、スパイス類を加えて炒める。


4トマトペーストと水、塩、こしょうを加え水気が無くなるまで炒める。


タコミートができたら好きな野菜、チーズ、ハラペーニョ、ソースをかけて。

トルティーヤでもサラダでもタコライスにしてもよし。

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ちなみにこれからその時ぱっと思いついたりした曲とかはるかもしれないです。
なんにでも使えるって一枚ってことで。 

 

Mirror Dance

Mirror Dance

  • Afefe Iku
  • Electronic
  • USD 0.99
  • provided courtesy of iTunes

 



                                了

ラムレーズンパウンドケーキ作ったよ

先日作ったラムレーズンを使ってパウンドケーキを焼いてみた。

 

薄力粉       120g
ベーキングパウダー  3g
無塩バター     120g
三温糖        80g
卵          2個
ラムレーズン     適量好みの量
ラムに漬けたドライストロベリー、ドライトマト 適量好みの量
ラム酒     適当

 

1、バターと卵を常温に置いておく。  
2、オーブン180℃に余熱しておく。
3、バターをミキサーでよく練る。砂糖をすり混ぜるように少しずつ入れていく。
4、生地が分離しないように少しずつ卵をいれる。
5、粉をふるいながら、ラム、ドライフルーツ類を入れて混ぜる。

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中央をへこませて型に入れる。

 

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余熱していたオーブンに170℃-35分焼いた後、160℃-10分焼く。

 

少し置いてから、型から出して表面にアプリコットジャムをハケで塗る。
アルミホイルで包み、冷蔵庫で好みのしっとり具合になるまで寝かせる。

 

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完成

 


実はバターも卵も常温にしてないし、ミキサーに材料をアバウトに放り込んで混ぜただけ。

 

砂糖はよく見るレシピより少なめにしている。

 

味は良かったがラムの風味が足りなかった...やはりこのあたりがパウンドケーキ歴が年令に伴ってないのが原因だろう、次回からもっと大量にラムを入れよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

年齢にともなわないポークヴィンダルゥ。

ポークビンダルー...。

ポークビンダルーはインド南西部のゴア地方の家庭料理で、ポルトガルの植民地だった

という経緯があり、他国の影響を深くうけた特殊な食文化が根付いている。

ポークビンダルーも元々はポルトガルの煮込み料理が原型で、調味にビネガーを使用す

るのもゴア料理の特徴、水のかわりにをワインビネガーを用いドライタイプに仕上げる

のが基本で保存に向き旅のお供になる...そうな。

だけどレストランでは汁気の多いものがよく出されている、酸味と辛みの料理です、か

んたんに言うとカレーの角煮でしょうか?

 

材料

 豚肩ロース      500g   (一口サイズに切る)
 にんにく        大さじ1 (すりおろし)
 しょうが       大さじ1 (すりおろし)
 バルサミコ酢     大さじ5  (無ければ穀物酢で、米酢は香りが合わないらしい)
 ココナッツミルク   大さじ4  (ココナッツクリームが無かったので代用)
 

マリネ液
   コリアンダーパウダー   大さじ1
   マスタードシード     大さじ1
   カイエンペッパーパウダー 小さじ1.5  
   パプリカパウダー     小さじ1 (入れるの忘れてた。)
   ターメリックパウダー   小さじ1/2
   クミンパウダー      小さじ1/2
   ガラムマサラ       少々
   黒胡椒          少々
   クローブ         10~15粒
   オリーブオイル      大さじ4
   玉ねぎ          2個(みじん切り)
   砂糖           小さじ1
    


ホールスパイス
   シナモンスティック      2本
   ベイリーフ          1枚
   とうがらし          10本
   
パウダースパイス
   コリアンダーパウダー     小さじ2
   クミンパウダー        小さじ1
   ターメリック         小さじ1/2
   カイエンペッパーパウダー   小さじ1/2
   塩              小さじ1

 

1. マリネの材料を全てよく混ぜ合わせ、肉を一晩漬け込む。(ブレンダー使うと便利です。)

 

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2. 鍋でオリーブオイルを中火で温め、ホールスパイスを炒める。ホールスパイスの香りがたち始めたら火を弱火にしてパウダースパイスを加え、炒め合わせて、火を中火にして全体を馴染ます。

 

3. 豚肉を漬けていたマリネを全部加え、お肉全体に焼き目が付くまで炒めたら、焦がさないようにお湯か酢を少し加えながら様子をみる。
鍋中が煮立ってきたら、火を弱火にして、蓋をして30分ほど煮込む。 
30分煮てお肉に火が通っているかを確認して、味見をして、塩分が足りなかったら調整をしてください。お肉が十分やわらかくなったら出来上がり。
 
 盛付けの時青とうがらしがあったら上にのせてみよう。


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色んなレシピ本読んでるとトマトを入れるレシピと入れないレシピがあって、汁気を出したい人は2のスパイスパウダーを炒めた後入れるといいかも。

 

今回はわりとオーセンティックなレシピでつくってみた。

クローブ、酢の量にとうがらしの量がハンパじゃないけど、ココナッツのコクが受け止

めているように感じた、スパイス感やコクと甘酸っぱさのゴージャスなカレーだった。

作りたてでも、もちろん美味しいけど、スパイシー過ぎると思ったら一晩くらい寝かす

と辛さと酸味が落ち着きます。

 

バスマティ米を炊いてたべたけど、辛さとウマさで2合ぐらいグイグイイケました!

もちろんチャパティでも旨いです。