西遊旅社雑記帳

日常の備忘録として

年齢にともなわないポークヴィンダルゥ。

ポークビンダルー...。

ポークビンダルーはインド南西部のゴア地方の家庭料理で、ポルトガルの植民地だった

という経緯があり、他国の影響を深くうけた特殊な食文化が根付いている。

ポークビンダルーも元々はポルトガルの煮込み料理が原型で、調味にビネガーを使用す

るのもゴア料理の特徴、水のかわりにをワインビネガーを用いドライタイプに仕上げる

のが基本で保存に向き旅のお供になる...そうな。

だけどレストランでは汁気の多いものがよく出されている、酸味と辛みの料理です、か

んたんに言うとカレーの角煮でしょうか?

 

材料

 豚肩ロース      500g   (一口サイズに切る)
 にんにく        大さじ1 (すりおろし)
 しょうが       大さじ1 (すりおろし)
 バルサミコ酢     大さじ5  (無ければ穀物酢で、米酢は香りが合わないらしい)
 ココナッツミルク   大さじ4  (ココナッツクリームが無かったので代用)
 

マリネ液
   コリアンダーパウダー   大さじ1
   マスタードシード     大さじ1
   カイエンペッパーパウダー 小さじ1.5  
   パプリカパウダー     小さじ1 (入れるの忘れてた。)
   ターメリックパウダー   小さじ1/2
   クミンパウダー      小さじ1/2
   ガラムマサラ       少々
   黒胡椒          少々
   クローブ         10~15粒
   オリーブオイル      大さじ4
   玉ねぎ          2個(みじん切り)
   砂糖           小さじ1
    


ホールスパイス
   シナモンスティック      2本
   ベイリーフ          1枚
   とうがらし          10本
   
パウダースパイス
   コリアンダーパウダー     小さじ2
   クミンパウダー        小さじ1
   ターメリック         小さじ1/2
   カイエンペッパーパウダー   小さじ1/2
   塩              小さじ1

 

1. マリネの材料を全てよく混ぜ合わせ、肉を一晩漬け込む。(ブレンダー使うと便利です。)

 

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2. 鍋でオリーブオイルを中火で温め、ホールスパイスを炒める。ホールスパイスの香りがたち始めたら火を弱火にしてパウダースパイスを加え、炒め合わせて、火を中火にして全体を馴染ます。

 

3. 豚肉を漬けていたマリネを全部加え、お肉全体に焼き目が付くまで炒めたら、焦がさないようにお湯か酢を少し加えながら様子をみる。
鍋中が煮立ってきたら、火を弱火にして、蓋をして30分ほど煮込む。 
30分煮てお肉に火が通っているかを確認して、味見をして、塩分が足りなかったら調整をしてください。お肉が十分やわらかくなったら出来上がり。
 
 盛付けの時青とうがらしがあったら上にのせてみよう。


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色んなレシピ本読んでるとトマトを入れるレシピと入れないレシピがあって、汁気を出したい人は2のスパイスパウダーを炒めた後入れるといいかも。

 

今回はわりとオーセンティックなレシピでつくってみた。

クローブ、酢の量にとうがらしの量がハンパじゃないけど、ココナッツのコクが受け止

めているように感じた、スパイス感やコクと甘酸っぱさのゴージャスなカレーだった。

作りたてでも、もちろん美味しいけど、スパイシー過ぎると思ったら一晩くらい寝かす

と辛さと酸味が落ち着きます。

 

バスマティ米を炊いてたべたけど、辛さとウマさで2合ぐらいグイグイイケました!

もちろんチャパティでも旨いです。